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    一時の噂か長期の見立てか

    外貨取引が簡単だと思っている人は多い。株式の場合、対象がいくつもあり、基本をマスターするものが多いのに対して、FXは対象が少ないので簡単だと思う人がいるのかもしれないが、実際にはそうではない。そこにFXの大きな落とし穴がある。ある大きな失敗からその例について説明しよう。

    FXは、商品が売れているとか店が繁盛しているとか、人の噂というようなものが存在せず、登場人物は、政府の要人の発言や、経済のマクロ指標などである。



      ある外国人が、アメリカのドルは危ないので、昨今はスイスのフランもいい加減なので、避難通貨として円を買っていた。

      アメリカは個人のキャッシュが少なく、企業にはキャッシュがあるが、必ずしも大銀行などのようなわかりやすい形で資金を持っているとは限らないので、ドルは信用できず、銀行に巨額の預かり資金のある日本円のほうがいいと思って購入した。

      しかし日本は、預金者の預かり資金で国債を買っている・・・・大口の長期の投資に円を選んだ人は、10年後を心配して今日も眠れないんだと。

      FXをやるときは、一時の噂か長期の見立てかをよくみきわめよう。

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